刑事事件

国選弁護の報酬を踏み倒す被告人

二年ほど前の産経新聞記事から引用です。 刑事裁判で有罪判決を受けた被告人が、裁判にかかった訴訟費用の支払いを免れ、結果的に徴収不能となるケースが過去5年間で約5900件、総額約5億3100万円に上っていることが16日、分かった。全体の件数と…

わいせつ物頒布罪は廃止すべき

わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、二年以下の懲役若しくは二百五十万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。(刑法175条1項) 男性器や女性器が無修正で写っている写真集…

裁判員の判断を正面から批判できないマスコミ

www.sankei.com オウム松本死刑囚らの死刑執行により、ネット界隈は死刑議論が喧しいですが、そんななか、千葉県松戸市の9歳女児殺害事件で無期懲役判決が出たことを受けて、産経新聞の社説が、裁判員の守秘義務緩和を求める社説を載せています。 読んでも…

万引き家族「リーリー・フランキーの罪責を論ぜよ」

カンヌ映画祭でパルムドール賞を受賞した是枝監督の「万引き家族」を観てきました。映画自体のレビューも書きたいのですが、今回は、法律的にツッコミどころがないかを考えてみたいと思います。 ネタバレありますので、まだ未見の人はご注意ください。 信代…

刑事弁護と専門職

前回、刑事事件の示談について書きましたが、実際のところ、1年間に経験する示談交渉の数というのは、私の場合、せいぜい1件か2件です。 私は、国選弁護しかしておらず、基本的に私選はやりません。そうなると、1年間に担当する国選刑事弁護は4件~5件…

示談の意義を知ってほしい

「ギャンブル依存症問題を考える会」代表田中紀子氏の記事です。 agora-web.jp 内容としては、ギャンブル依存から派生する窃盗や横領などの刑事事件について。 全体としては、ギャンブル依存症が根底にある事件が相当数あるのではないかという指摘で、それは…

刑事事件の量刑にはいろいろ発見がある

最近、第一東京弁護士会が出している量刑調査報告集5巻を買いました。 様々な犯罪について、平成25年4月から平成28年9月までの刑事裁判の量刑が載っています。 実務家以外には完全に用無しの本なので、Amazonなどでは取り扱いがないようですが、法律…