米山知事の辞職

 新潟の米山知事が、出会い系サイトで知り合った女子大生と援助交際をしていたとして、辞職しましね。

 スキャンダルが報道されても、なかなか辞めない政治家がおおいなか、潔く事実を認めて辞職した米山知事には、いくぶん同情的な声も聞かれるようで、「辞職しなくても良いのでは?」という意見もあるみたいです。また、そもそも米山知事は独身とのことで、女性と関係を持つこと自体は問題ありませんし、援助交際=買春に該当するかどうかは、渡した金が「肉体関係そのものの対価」だったかという評価の問題を含みますので、金を渡していた事実だけで、即座に援助交際と断定することができないということもあります。

 しかし、出会い系サイトを通じて知り合った歳の離れた女子大生にお金を渡して関係を持ったのなら、普通に考えて、買春といって良いのではと思います。

 また、米山知事が使っていたハッピーメールは、健全な出会いを求めている男女は皆無に近く、ほとんどが売春目的です。男性が売春希望の女性を複数管理して、車でホテルまで送迎し、売上を折半しているケースも多く、援助交際を装ったデリヘルという意味で「援デリ」と呼ばれています。

 以前、18歳未満の女児を使って、この「援デリ」をしたということで、児童福祉法違反に問われた事件を国選でやりました。その際、ハッピーメールについて調べましたが、恋愛目的であのサイトを使っている人は、およそいないと思います。まして、米山知事は、サイトを使って複数の女性と関係を持ったと言っていますが、ハッピーメールで純粋な恋愛希望の女性と複数知り合うのは至難の業だと思います。

 単純な買春は犯罪ではありませんが、売春防止法で禁止されている違法行為ですし、倫理的にもアウトなので、辞職はやむを得なかったのではないでしょうか。